パソコンの起動時間を調べる方法

パソコンの性能試験、ストレージを購入した際に気になる、パソコンの起動時間を調べる方法です。

タスクマネージャー」の「スタートアップ」タブをクリックする事で、カンタンに確認する事ができます。

右上に、「直前のBIOS所要時間」と書かれている所になります。

BIOSと書かれていますが、正確には、(BIOS等起動画面後から)Windowsの起動時間です。

※そもそも、BIOSの挙動までWindowsで分かる訳もありませんし、計測する意味もありません

写真では、25.6秒となってます(私の作業用PC)

Nvmeというストレージなので、比較的に高速な部類かと思います。HDDのタイプだと、もうちょっと数字が大きいかと思います。

メールを引っ越しする方法は?

パソコンを新調した際において、厄介なのが旧メールの引っ越しです。

メールのタイプ、メールソフトや量によって、移行の手間が非常に掛かってしまいます。

古くから利用されてきたメールは、POP3と言い、メールは全てパソコン側に保管されます。今時、まさにクラウドという形のIMAPが普及しており、これは全てがサーバ側に保管されます。

メールをどこに置くか、どちらが安全か、企業のセキュリティポリシーによる所かと思います。

メール形式がIMAPの場合

GoogleのGMailなどの、クラウド系メールサービスの場合は、IMAPで利用している場合が多いです。

この場合は、全てのメールデータがサーバに保管されているので、引っ越し作業は不要です。

メールソフトがあったとしても、サーバに覗きに行ってるだけです。

メールクライアントの場合(POP3)

移行元と、移行先のメールソフトが同じであれば、同ソフトのエクスポート/インポート機能を利用して、(時間は掛かりますが)比較的に容易に引っ越しができます。

ファイルをコピーする必要があるため、USBメモリや外付HDDなどが必要です。

※Outlook、Liveメールなど

ThunderBirdの場合は、別途アドオンにて、利用が可能です。

メールソフトが違う場合

新と旧パソコンで、メールソフトが違う場合が最も困難を極めます。

特に、LiveメールからOutlookやThunderBirdへというパターンが多いかと思います(ユーザーの多かったLiveメールの配布が終わったため)

当方で利用しているソフトが、MailStoreというソフト(無料版もあります)で、メールソフトから、このソフト内のデータベースに抽出する形で、エクスポートの様に取り込む事ができます。

そして、これを新パソコンで、メールソフトに書き出すというような使い方ができます。

但し、仲介が一つ増えるので、とても時間が掛かります。

※メールのバックアップソフトとしての利用も想定されてるようです

他注意事項

アドレス帳の移行も必要です。多くは、CSVファイルなどでエクスポートが可能ですが、メールソフトによって、アドレス帳の仕様がマチマチ、そして利用者の癖で、移行の際に、データを取りこぼす事があります。

アナログ的な作業になりますが、項目ごとの紐づけを確認する必要があります。

ゲーミングでゲーム機とPCの違いは?

PlayStation4やSwitch、XBOX Oneなどのゲーム専用機がありますが、これらでゲームを利用するのと、パソコンでは何が違うのでしょうか。

それぞれの利点をカンタンにご説明いたします。

中古ソフトの入手

ゲーム機は、安価な中古ソフトが入手しやすい。友人知人でソフトの受け渡しも可能です。これは大きな利点です。

ソフトタイトルの多さは?

現在においては、圧倒的にパソコンに分があります。世界のインディーズタイトルも含めると、比較しようが無いレベルになっています。

多くは共通していますが、パソコンよりも、遅れて、ゲーム機の方に移植されるパターンになります。

無料ソフトはどっちが多い?

厳密には課金型になりますが、パソコンでは多くの無料タイトルがあります。

ゲーム機も同様ですが、圧倒的に数が違います。

初期投資はどの位?

中古でも入手しやいゲーム機の方が安価に用意できます(1~3万円

パソコンの場合は、少なくても6~10万円、標準的なものだと、15万円程度から(天井知らず)になってしまいます。

スペックアップOK?

パソコンの場合は、部品レベルでパワーアップする事が可能で、寿命を延ばす事ができます。

ランニングコストは?

最近は、オンラインのタイトルが増えてきており、ゲーム機では、これの利用権として、月500~1000円程度のランニングコストが掛かってしまいます。

パソコンでのゲームについては、基本的に費用は掛かりません。

日本語対応は?

ゲーム機は、ほぼ全て日本語対応となっていますが、パソコンの場合は、有名なタイトルを除く、日本語の対応が無い事が多いです。

パソコンの待機電力はどの位なの?

実際に計測してみました。

見ての通り、ほぼ0W(計測不能)となってます。

製品によっては、電源が切れているように見えても、中で動作していたりするので、すべてがこうとは断言できません。

※多いのはUSBポート充電用途のために通電状態になっている

ノートパソコンなどの場合は、バッテリーの充電がされている場合は、数W程度になります。

この場合は、待機電力の削減のために、電源を抜いておくと、バッテリー寿命につながる事にもなるので、難しい所です。

パソコンに、テレビチューナーが入っていたり、特に日本製品(個人向け)の場合は、自動で電源が入ったりする事もあります(自動アップデートのため)

パソコンでの待機電力については、ほぼ意識しなくても問題ないようです。

中国製の安いパソコンってどうなの?

よく、量販店などで19800円などで販売されている激安なパソコンを見掛けます。

これらは、案の定、中国製品が多いのですが、いかほどのものなのでしょうか。

企業努力?の塊

見た目には普通のノートパソコンに見えますが、中身を覗くと一目瞭然で、小さな基盤が一枚入ってるだけで、後はスカスカです。

必要最低限のCPU(一番下のグレード)、メモリなどは基盤に直付けで増設は不可能(ストレージも同様)、液晶も何かの流用のモノが多い(一番流通してるサイズ)です。

基本OSのWindowsだけで、1万円程度しますが、この低クラスの製品の場合、無料で利用できるような仕組みがあるんだそうです。

コスト削減の企業努力としてはもちろん認めますが、現行の一番最低のグレードの部品だけ寄せ集めただけの製品にしか見えません。

それを承知で購入するなら、アリかと思います。

中古パソコンの方が良い

同じ値段で中古パソコンを購入した方が良いとも思います。

スペックが足りなければ、部品を増設してパワーアップする事もできますし、有名なメーカー製品なら、情報も多く、トラブル解決もしやすい。

企業向けのパソコンなどは、定期的に大量に中古市場に流れますので、比較的に良質な中古品を安価に手に入れる事ができます。

※LenovoやHP、NEC、富士通製などが多い

寄り道

中国も人件費が高くなり以前のような価格的優位性は無くなりつつあります。

安いのは、何かが欠落している訳です。材料・部品だけで無く、メーカー保証が無い、サポートも無い、そもそもメーカー(連絡先)が分からない、とか。

故障して修理しようにも、メーカー側で拒絶されるのが想像できます(サポート部署や保守部品が無い)

ゲーミングパソコンって何が違うの?

最近良く聞くようになった「ゲーミングパソコン」。

パソコンでゲームが出来るのはイメージできますが、一体、普通のパソコンと何が違うんでしょうか?(また、なぜに高額なのか?)

答えは、とっても単純で、基本的に同じです。

とはいえ、何がか違う訳ですよね。

パソコンでゲームを快適にプレーする事が出来るような部品構成になっています。

すべてにおいて、高性能(高速)なパソコンと捉えて、間違いありません。

ビデオカード

この中でも最も大きな点が、ビデオカードが搭載されているという所です。

ゲーム等で高速で綺麗な映像信号を作り出すために必須な部品になります。

ビデオカードは、1万円から10万円まで幅広く製品があり、普通のパソコンにこれを増設するだけで、ゲーミングパソコンに様変わりします。

※ノートパソコンへの増設は不可能です

※2D/3Dデザイン(CAD)・ビデオ編集にも活用できる部品です

他部品の違い

また、(値段に応じてですが)計算を行うCPU、一時記憶を司るメモリ、データ格納を行うストレージ(SSD・Nvme等)も、より高性能なモノが搭載されています。

電気を消費するため、効率的で高容量な電源装置や、排熱機構も、良い部品が使われています。

パソコンそのものには、関係ありませんが、LEDを搭載して光るような仕組みのある製品も多いです。

これらの部品は、一般的なパソコンには、(コスト削減のため)搭載される事が無いものなので、比較的に高額です。

寄り道

普通のパソコンに、上記の部品を組み入れば、ゲーミングパソコンを作り出す事は可能ですが、総合的なバランスを見る必要があり、ある程度詳しい人が居ないと難しいです。

自動車でいう、一般車とスポーツカーの違いをイメージすると理解しやすいかと思います。

製品によっては、ブランドが確立されており、異常な価格が設定されているのは事実です。

知識があれば、格安でゲーミングパソコンを作る事が可能です(自作パソコン)

データベースって何者なの?

パソコンを利用していると、たまに「データベース」という言葉を聞くことがあると思いますが、このデータベースとは何者なのでしょうか。

超~カンタンにご説明致します。

その名からイメージできるように、「大量のデータ」を効率的に出し入れ出来るソフトで、一般のパソコンユーザーにはあまり縁の無いシロモノです。

・・ですが、ブログの中身や、アドレス帳の中身とか、身の回りでもヒッソリと動作しています。

データが大量に扱えて検索が出来るなら、中でデータベースが動いてる可能性が高いです。

個人で利用しやすいように工夫されたベータベースソフトとして、オフィスのアクセスは有名ですね。

オープンソースで無料で利用可能な、MySQLというデータベースシステムが非常に多く使われており、ウェブ上でサービスしている多くはこれが動いてます。

大企業の業務で利用されるデータベースともなると、各支店・多くのユーザーからの大量のアクセスをこなし、バックアップや複製を確実に実行します(非常に高価なシステム)

データベースを専門に扱うエンジニア・職業もあります。

現在は主に、リレーショナル・データベース(RDBMS)が多く利用されており、データのかたまり(Table)同士を紐付けるようなイメージで、データを抽出する事ができます。

※オフィスAccessもこの構造です

データを扱うには、(ほぼ共通仕様の)SQL言語でシステムに指示を出す事ができます。

※参考:select 名前 from 社員  where 年齢 < 30;

リレーショナルデータベースの他にも、XML形式のもの、ツリー状のデータ構造だったりと、扱うでデータに合わせたシステムを利用します。

Wifi・無線ルータの違いって何?

な~んとなく利用してる。という方が多いかと思います。

ここでは、たくさんある無線ルータの選び方を、解りやすくご紹介します(難しい書き方しません)

高額で高性能な無線ルータを購入する必要はありません。なぜなら、すぐ新しい規格が出てしまうからです。

選び方

接続する側(パソコン・スマホ)に合わせるのが、第一になります。

古めのスマホやノートパソコンしか無いなら、数千円の安価なもので十分です。それ以上はオーバースペックです(むしろ、中古品で十分)

そもそも、光回線が良くても50~200Mbps程度なので、Wifiを速くしたところで、恩恵は得られません。

現在なら、11acの433Mbps程度で十分と言えます。

無線に関しては、すぐ新しい規格が発表されるので、その都度買い換えれば良いのです。

迷信

無線の飛びに関しては、すべて同じです。高額だからと、無線の飛びが良いなんて事はありません。飛ぶ方向が若干違うというだけです。

オーブンレンジやコードレス電話の影響を受けるのは事実です(電波が同じ種類)

どうしても、電波の状況が悪い場合は、2.5Ghz帯ではなく、5Ghz帯の電波を使う事で回避ができます。

距離が離れている場合は、Wifi中継機を利用する事で、電波を再送信する事で対処できます。

値段の違いはどこから?

主に、対応している無線規格、アンテナの本数、処理速度によって、ラインナップされています。

無線規格については、以下のようなものがあります。アンテナの本数によって、この数字が数倍となります。

  • 11n 75Mbps(150/300Mbpsが多い)
  • 11ac 433Mbps(866/1733Mbpsなど)

見えない所になりますが、ネットワーク機器としての処理速度が製品によって違います。

後は微妙なところでは、LAN端子が、100Mbpsか?1Gbpsかで分けられています。1Gbpsの方が良いですが、100Mbpsでも十分といえば、そうともいえます。

パソコンはWifiが遅い

スマホに比べると、パソコンはWifiが遅めです。コスト削減の対象になっているのが理由かもしれません。

理由は、アンテナ本数が1~2本搭載品がほとんどで、11ac対応だったとしても、433Mbpsでの接続となります。

※古めのパソコンだと、11n:75Mbpsが多い

安価なスマホも同様ですけどもね。

iPhone Xは、アンテナ4本なので、433×4の1733Mbpsとなります(・・が、現在、光回線でそこまで出ません)

意外な盲点の電気代

無線ルータは365日24時間常時電源を入れている状態になります。

下手にオーバースペックで高機能な無線ルータを購入したら、ただ単に電気の無駄になるだけです。

普及品の場合、10W程度消費してますので、およそ月150円程度になります。

テレビをパソコンモニターとして使う方法

液晶テレビを、パソコンのモニターとしても利用する事ができます。

同じ画面を表示したり、サブモニターとしても利用できます。

必要なモノ

  • ビデオ出力端子(パソコン側)
  • 対応しているビデオケーブル(HDMIやDSUB等)

パソコン側の出力端子

パソコン側のビデオ出力端子を確認します。

写真の例では、(左から)DSUBと、HDMIの2つがあります。

※DSUBはアナログ接続(音声無し)、HDMIはデジタル接続になります

テレビ側の確認

テレビの背面などにあるビデオ入力端子を確認します。

写真の例では、HDMIが2つ、DSUBが利用できるようです(他にAV機器用の端子がありますが、これらは利用できません)

ケーブルを選択する

通常は綺麗なデジタル形式で、安価に手に入るHDMIケーブルでの接続となるでしょう。

HDMIでは、音声信号も出ているので、テレビのスピーカーから音声が出ます(最近の4Kモニターの場合は、HDMI2.0というケーブルが必要になります)

※およそ、長さにより1000円程度で手に入ります

パソコンとテレビを接続する

それぞれ電源が入った状態で、ケーブルを接続します。

テレビ側を接続した際は、「入力番号」を覚えておいてください(また何かしらの数字が書かれていると思います)

パソコン側では、テレビが接続された事を自動で認識します。

テレビのリモコンで、「外部入力に切り替え」を行います。テレビによって様々です。

この時に、先程、記憶した「入力番号」をここで合わせます。

パソコン側の設定

正常に認識していれば、既にテレビにパソコンの映像が表示されているはずです。

デスクトップの空いている所で、右クリックして、「ディスプレイ設定」をクリックします。

「マルチディスプレイ」で、パソコンの映像を、複製するか(同じ映像)、拡張するかを選択できます。

寄り道

性能の良いテレビほど、この映像出力端子が豊富に用意されています。

安価なテレビの場合、HD解像度(1366*768)である場合があり、映像が拡大気味になるかもしれません。

※参考:フルHD解像度(1920*1080)4Kは、この4倍という意味

デジタル出力では、その規格に対応してるか否かが、とても重要で、ケーブル自体にも規格が存在しています。そのため、同一形状でも、利用出来なかったりもします。

この記事では触れませんでしたが、DisplayPortというデジタル端子も存在します。4Kや(さらに上)、高リフレッシュレートでは、このケーブルを利用する事になります。

マウスって複数接続しても良いの?

パソコンを長く使っていると、自然にマウスが余ってきますよね。

マウスを沢山繋いでも、まったく問題ありませんし、いずれも普通に利用できます。

他ボタンや特殊な製品などの場合、ユーティリティソフトが正常に動作しない場合がありますので、それを削除する必要があります。

キーボードも同様ですが、外国語用のタイプだと、設定を切り替える必要があります。