マックとWindowsって何が違うの?

パソコンと言えば、WindowsかMacとなりますが、はたして、なぜ、この2種類なのでしょうか。

答えは単純で、市場競争の結果、この2種類が生き残ったからという事になります。

20年ほど昔は、世界中に数え切れない程の多くのパソコンがあり、それぞれにソフトや周辺機器は専用で互換性はありませんでした。

Windowsパソコンの特徴

起源はIBM社のパソコンからで、パソコン自体の設計は、ほぼ制限無く自由で、世界中に多くのメーカーがあります。

そのお陰と企業間競争もあり、低コストで手に入れる事ができます。パソコンを自作したり、中国製の製品などは、1万円台から流通しているものもあります。

シェアで言えば、世の中のパソコンのほとんどは、Windowsパソコンと言えます。

基本ソフト(OS)として、マイクロソフト社のWindowsが搭載されており、使い勝手はこのWindowsによる所が大きく左右しています。

Windowsソフト自体は、約15000円程度で販売されています。

Mac OSパソコンの特徴

パソコン自体と基本ソフト(OS)もApple社で独占で製造販売している製品になります。

そのため、Windowsパソコンと比べると、ソフトや周辺機器も含め、選択肢が少なく、非常に高価です。

メリットとしては、機能性やデザインの統一感などがあります。

市場シェアは、10%に満たないと言われていますが、非常にコアなファン層があり、一定の支持を受け続けています。

※以前は、他社製Macパソコンが存在してました(パイオニア製など)

Linuxパソコン

仕様が完全公開されている世界のコミュニティーベースで開発されているOSのLinux/BSDも存在しています。

主要ソフトや仕組みの違いで、非常に多くの種類が、公開配布されています。

業務基幹で使われているUnixの流れを含み、その多くは、完全に無料で提供されており、自由に利用する事ができます。

Mac OSやChrome OS、スマートフォンのOS(Android)は、これらLinux/BSDがベースとなっています。また、インターネット上の多くのサーバは、Linux/BSDが利用されています。

※スマホを含めれば、最も利用されてるOSと言えます

性質上、いくらかの知識が必要で、友人知人に詳しいユーザーが居ないと、利用は厳しいと言わざる得ません。

既存のWindowsやMac OSパソコンにインストールする事ができます。

寄り道

Windowsパソコンを購入しておけば、まず間違いはありませんが、職場や学校の環境に合わせるのがベストかと思います。

最近、マウスやプリンタなど多くの周辺機器は、これらのOSの違いを意識せず共通して利用できるようになってきました。

Mac OSパソコン側も、大量生産によるコスト減の恩恵を受けるべく、Windowsパソコンサイドに近寄ってきている感があります。

以前は独特だったCPUやメモリなどの内部部品も、同一になっています。

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