企業でのセキュリティ対策@研修資料

IPA/情報処理推進機構にて、ITセキュリティに関する啓発・研修に利用可能な資料が、多く公開されています。

普及啓発資料

ウィルス対策だけでなく、各スタッフの業務における事項、内部不正、経営者サイドから見た対策など多岐に渡ります。

簡単にセキュリティの確認が出来る小冊子も用意されています。

5分でできる!情報セキュリティ自社診断

実際に被害が出てからでは遅く、日々のセキュリティ対策が重要になっています。

自社の被害だけでなく、取引先にも迷惑を掛けてしまう非常に重要な事柄になります。

1時間でも、自社スタッフに啓蒙や研修を割いてみてはどうでしょうか?

寄り道

これの他、物理的な対策も重要で御座います。

データが格納されているパソコンやハードディスクの盗難から、漏洩に繋がる場合や、内部犯行による漏洩や被害も、可能性ゼロではありません。

廃棄パソコンやプリンタ(複合機)からの漏洩もあります。

ウィルス対策ソフトって要らないの?

Windows10には、Windows Defenderというウィルス対策ソフトが内蔵されています。

「Windowsの設定」から、「Windowsセキュリティ」で確認できます。

よって、普段のパソコン作業において、別売されている「ウィルスバスター」や「ノートンアンチウィルス」などを導入しなくても守られています。

パソコンを購入すると、あらかじめ上記のウィルス対策ソフト(の体験版)が入っている場合があります。

期間が終わると、更新が促されるため、これが非常に目障りになります。

Windows10であれば、既に内蔵されてますので、削除しても構いません。

寄り道

現在の環境において、インターネット側からハッキングされるような事はそう起きません。

ホームゲートウェイやルータをハッキングによって超える事が困難になっています。

ニュースを騒がせている事例のほとんどは、メールに「添付されたファイルを開いた」事から始まっています。

このファイル自体がウィルス(或いは悪さをするソフト)なので、感染して当たり前という事になります。

犯罪者は、ネットから入れないので、原始的なメールを開かせるという手段を利用してる訳です。社内ネットワークは、多くの利用者がいるので、1人でも騙せれば良い訳です。

※感染してしまうと、トロイの木馬やバックドア等と言われてる仕組みで、外から自由に入れてしまいます

知らない人からのメールや、(普段見ないような)怪しい添付ファイルは絶対に開かないでください。

また、多く見かける、感染例でもう一つあります。

インターネットに沢山ある無料ゲーム・無料ソフトといった類のものです。よく、お子さんが利用されてるパソコンで感染があります。

ウィルスというよりも、宣伝目的(マルウェア)が多いようですが、いずれにせよ、余計なシロモノである事には変わりありません。

一度感染してしまうと、駆除が難しいため、パソコンの初期化まで実施しないといけなくなります(どの様な形で潜り込んでるか、複製していないかの判断が困難)